猫の市販のかゆみ止め3種類の使い方や注意点を解説!

『市販で買える猫のかゆみ止めはある?』

『市販の猫のかゆみ止め、どう選んだらいい?』

本記事では市販の猫のかゆみ止めの種類や注意点について解説していきます。

愛猫が急にかゆそうにしている時、市販で手軽にかゆみ止めが手に入るのは心強いですよね。

それぞれのかゆみ止めの特徴や注意点を知っておくことで、トラブルなく市販のかゆみ止めを使うことができますよ。

南柏たなか動物病院では、日本で数人しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が病院訪問を担当しており、あらゆる皮膚の病気の治療が可能です。

猫のかゆみ止めについてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

猫の痒みについてお気軽にご相談ください

目次

猫の市販のかゆみ止め4種類をご紹介

猫の市販で購入できるかゆみ止めは3つの種類があります。

・ノミダニ薬
・抗ヒスタミン剤
・保湿ケア用品

それぞれ詳しく解説します

かゆみ止め①:ノミダニ薬

猫の皮膚や毛についたノミダニなどの寄生虫が原因で痒みが生じている場合には、市販のノミダニ薬で対処できる場合があります。

暖かくなってくると、草むらなどでノミダニがつきやすくなります。

・首輪につけるストラップタイプ
・皮膚に垂らす液体タイプ
・スプレータイプ(液体)

など種類が選べて体についたノミダニを駆除する効果が期待できます。

液体タイプには、猫の体への負担を考え、天然由来の植物成分を使って、ノミダニを駆除する方式のものもあるので初めて使うくすりは慎重に選びましょう。

市販の選び方に不安がある場合には、動物病院を受診するのが良いでしょう。

かゆみ止め②:抗ヒスタミン剤

抗ヒスタミン剤は、アレルギー皮膚炎やアトピー性皮膚炎の原因、ヒスタミンを阻害して痒みを和らげる飲み薬です。

猫のかゆみが皮膚感染症やホルモンの異常が原因の場合には、効果が期待できます。

しかし、飲み薬なので猫の種類や体型、などによって効果がなかったり合わない可能性も考えられます。

猫の飲み薬は、獣医師に処方してもらうのが確実ですよ。

南柏たなか動物病院では、日本で数人しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が病院訪問を担当しており、あらゆる皮膚の病気の治療が可能です。

WEB予約が可能なのでぜひご活用ください。

かゆみ止め③:保湿クリーム

猫のかゆみが、乾燥が原因の場合には保湿クリームなどの保湿効果があるアイテムを使いましょう。

・保湿クリーム
・ミスト化粧水

などで皮膚を保湿してあげることで痒みを和らげる効果が期待できます。

ただ、猫は皮膚が痒かったり気になると舐めてしまうので注意が必要です。

人間用のものは猫にとって害がある成分が含まれる可能性があるので、猫用のものを選びましょう。

猫の市販のかゆみ止め選び方のポイント5選

猫のかゆみ止めの選び方についてポイントを5つご紹介します。

・安全性を考慮する
・原因にあったものを選ぶ
・刺激の少ない物を選ぶ
・ノミダニは予防薬から使う
・動物病院を受診する

ぜひ参考にしてくださいね。

ポイント①:安全性を考慮する

市販のかゆみ止めを選ぶ際には、猫専用の製品を選びましょう。

・犬用
・人間用

の製品は、猫にとって有害な成分が含まれていることがあります。

成分表を確認して猫にとって安全かどうかを確認することが大事です。

ポイント②:原因にあったものを選ぶ

乾燥が原因の痒みに、抗ヒスタミン剤や、ノミダニの薬を塗っても効果は得られません。

皮膚に負担がかかって別のトラブルに繋がりかねません。

猫の市販のかゆみ止めを選ぶ際には、パッケージをよく見て原因にあった用途の薬を選びましょう。

ポイント③:刺激の少ない物を選ぶ

猫のかゆみ止めにも強さがあります。

猫のかゆみの原因にもよるのですが、乾燥で肌のバリア機能が弱まっているところに強いかゆみ止めを使ってしまうと刺激が強く逆効果になる場合もあります。

保湿目的の場合や花粉などのアレルギーで肌荒れしている場合には低刺激のかゆみ止めがおすすめです。

ポイント④:ノミダニは予防薬から使う

ノミダニは駆除薬も売っていますが、猫の皮膚についてしまうと完全に駆除しきれない場合があります。

かゆみが長引いてしまうと猫にとっても

・肌荒れ
・肌の爛れや出血
・ストレス

など悪化して別のトラブルを招いてしまうことも…。

ノミダニに関しては予防薬があります。

猫のためにも暖かくなる3月頃から対策しておきましょう。

ポイント⑤:動物病院を受診する

猫用の市販のかゆみ止めは、年々種類が増えており、手軽に手に入るので困ったときには便利なアイテムです。

しかし、原因がわからないまま選ぶと

・効果が得られない
・悪化する
・症状が長引く

などのリスクがあります。

南柏たなか動物病院では、日本で数人しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が病院訪問を担当しており、あらゆる皮膚の病気の治療が可能です。

愛猫の皮膚が弱いと感じている方やかゆみ止めについてお悩みの方はお気軽にご相談ください。

まとめ:猫の市販のかゆみ止めは原因にあった物を選びましょう。

猫の市販のかゆみ止めについてご紹介しました。

市販の猫のかゆみ止めは、種類も豊富で手軽に買えるのでとても便利です。

忙しくてすぐには病院に連れて行けないという場合にはぜひ活用してみてください。

当院南柏たなか動物病院では、皮膚科専門医による診察や予約接種も受け付けています。

愛猫のかゆみ止めについて気になること、選び方などの不安などを少しでも感じたらお気軽にご来院ください。

WEB、電話からの予約制を取り入れており事前にご予約いただくことで待ち時間を短縮できます。

ぜひお気軽にご相談ください。

猫のかゆみ止めでお悩みの方は!

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