犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めの選び方を解説

『犬がかゆみ止めを舐めてしまったらどうしう?』

『犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めはある?』

犬がかゆみ止めを塗った場所や患部を舐めてしまうことはよくあることです。

飼い主さんが注意して様子をみてあげるのは限界があるので、舐めても大丈夫なかゆみ止めがあれば安心ですよね。

本記事では、犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めはあるのか、その見分け方について解説します。

南柏たなか動物病院では、日本でも数少ないアジア獣医師皮膚科専門医が診察を行っており、犬種にかかわらず皮膚の病気に幅広く対応しています。

舐めても大丈夫なかゆみ止めもご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

電話やWebから予約ができるため待ち時間を短縮することができますよ。

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目次

犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めは?選ぶポイント3つ

犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めを選ぶ際のポイントを3つご紹介します。

・犬用のかゆみ止めを選ぶ
・かゆみ止めの成分を確認する
・獣医師に相談してから選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

ポイント①:犬用のかゆみ止めを選ぶ

犬に使うかゆみ止めは、

・犬用
・ペット用

の記載のあるものを選びましょう。

動物病院では、人間のかゆみ止めと同じ薬が処方されることがあり、必ずしも舐めたら害があるということはありません。

しかし、市販で自己判断で使用する場合には塗る量や犬の体の大きさなどによっては予期しない悪影響につながる場合があります。

犬専用の商品であれば、舐めることを想定して作られていることが多く、

『舐めても安心』
『舐めても大丈夫』

と記載のある商品もよく見かけます。

逆に、犬が舐めることにリスクがある場合には、

『舐めないように注意しましょう』

など、明記されている場合もあるので分からない方も安心ですよ。

ポイント②:かゆみ止めの成分を確認する

舐めても大丈夫かどうかは、犬のかゆみ止めのパッケージ裏には、成分表示があるのでそこを確認するのが確実です。

ステロイドなどの強い成分が使われているかゆみ止めは舐めると危険な可能性があります。

他にも注意すべき成分の例としては、

・メントール
・リドカイン
・サルチル酸

などがあります。

メントールは、冷感を与える成分でかゆみ止めの中にひんやりすると記載がある場合には注意が必要です。

犬には刺激が強すぎるため吐き気や下痢の原因になります。

その他の成分も人間が使う分には問題なくても、犬にとってはよくない場合が多くあります。

商品ページなどにも成分の記載はあるので買う前にしっかりチェックしましょう。

ポイント③:獣医師に相談してから選ぶ

犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めを確実に選ぶには、獣医師に相談し、処方してもらうのがおすすめです。

もし、市販で舐めても大丈夫なかゆみ止めを見つけられてもそれが愛犬の皮膚トラブルに効果があるとは限りません。

動物病院めかゆみの原因を明確にすることであ、

・舐めても大丈夫なかゆみ止めを処方してもらう
・強いかゆみ止めで一気に炎症を抑える代わりに舐めないようにエリザベスカーラーを使う

など犬がかゆみ止めや炎症部分を舐めてしまうことに配慮した上で適切な治療を受けることができます。

南柏たなか動物病院では、日本で数名しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が診察を担当しており、幅広い皮膚の病気に対応しています。

犬のかゆみ止めの気になること、不安なことがある方はお気軽にご相談ください。

犬がかゆみ止めを舐めるリスク3つ

犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めでも、ノーリスクというわけではありません。

知っておくと防げるリスクなのでぜひ参考にしてくださいね。

・成分による中毒リスク
・皮膚の症状の悪化
・舐めすぎによる効果の減少

それぞれ詳しく解説します。

リスク①:成分による中毒リスク

前項でもご紹介したようにかゆみ止めの成分によっては犬にとって有害な場合があります。

ステロイドやフェノール類が含まれたかゆみ止めを舐めてしまうと

・嘔吐
・下痢
・食欲不振

など中毒症状のリスクがあります。

成分について分からない場合や不安がある場合ば動物病院に行き、指示を仰ぎましょう。

リスク②:皮膚の炎症の悪化

かゆみ止めそのものは犬が舐めても大丈夫でも、

・ある成分にアレルギーがある
・舐めすぎて細菌が繁殖する

などが考えられます。

その結果、アレルギーが弱っている皮膚に症状が出たり、細菌により患部が広がったりと結果的に悪化につながる可能性があります。

かゆみの原因を増やしてしまう前に適切なアプローチを心がけ、患部は清潔に保ちましょう。

リスク③:舐めすぎによる効果の減少

犬がかゆみ止めを皮膚に浸透する前に舐めてしまうと、かゆみ止めそのものの効果が減少するリスクがあります。

せめて塗ってすぐは舐めないように様子を見ててあげるのが安心です。

どうしても舐めてしまう場合には、エリザベスカーラーを活用して舐められないようにしてあげると安心ですよ。

以上が、犬がかゆみ止めを舐めるリスクです。

舐めても大丈夫なかゆみ止めを選んでも、かゆみ止め自体の効果の減少や症状の悪化につながることがあるのでなるべく犬が舐められないようにしてあげるのがおすすめです。

まとめ:犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めは成分表で確認しましょう

犬が舐めても大丈夫なかゆみ止めかどうかはかゆみ止めの成分を事前に確認することが大切です。

ただし、舐めても大丈夫なかゆみ止めが本当に愛犬のかゆみの原因かどうかは分かりません。

舐めてしまうリスクも含めて獣医師に相談し、適切な処置を行うことが早期完治に繋がりますよ。

南柏たなか動物病院では、皮膚に関する専門的な診察が受けられます。

WEBや電話からの予約を優先して受け付けているため、事前にご予約いただければ待ち時間の短縮ができますよ。

かゆみ止めの選び方や舐めても大丈夫かの判断にお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。

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