犬の食物アレルギーは食べてからどのくらいの時間で発症する?対処法5つもあわせて解説

『犬の食物アレルギーは食べてからどのくらいの時間で症状がでる?』

犬は目の前のものをすぐに食べてしまうこともあるため、飼い主さんは注意していても不安ですよね。

実は、人間と犬の食物アレルギーの大きな違いの一つに食べてからどのくらいの時間で発症するのかがあります。

本記事では犬の食物アレルギーについて、発症までの時間や対象方法について解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。

南柏たなか動物病院では、日本で数人しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が病院訪問を担当しており、あらゆる皮膚の病気の治療が可能です。

予約制で待ち時間の少ない診療を心がけておりますので、お気軽にご相談ください。

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目次

犬は食べてからどのくらいの時間で食物アレルギーを発症するのか

犬の食物アレルギーは、食べてから数日、数週間単位で遅れて症状が見られるケースが多いです。

食物アレルギーには、

・即時反応
・遅延型反応

の2種類があります。

犬が食物アレルギーを即時反応で起こすことはあまりありません。

即時反応は食後数分以内に症状がでます。

アレルギーでイメージしやすい人間のアナフィラキシーショックなども即時反応型です。

犬の食物アレルギー反応は遅延型反応であることがほとんどです。

食べてから数日、遅くて数週間後に症状が現れます。

初めてあげる食べ物や、犬が食べてはいけない食べ物については、食後の様子が元気そうでも十分注意しましょう。

犬の食物アレルギーは食べてからどのくらいの時間様子を見る?対処法5つ

犬の食物アレルギーは食べてから症状が出るまでの時間が長い傾向があります。

それを踏まえた対処法を5つご紹介します。

・新しい食べ物を与えたら2週間以上は様子を見る
・新しい食べ物は一気に与えない
・かゆみ、皮膚の炎症、嘔吐下痢の症状に注意
・アレルギー検査を活用する
・エリミネーションダイエットを取り入れる

それぞれ詳しく解説します。

対処法①:新しい食べ物を与えたら2週間以上は様子を見る

犬の食物アレルギーは遅くて数週間後に症状が出ることも考えられます。

初めて与える食べ物は連日与えるのではなく、最低でも食べてから2週間は様子を見てあげると安心です。

ドッグフードであっても入っている成分はメーカーや種類によって様々であり、頻繁に変えていると食物アレルギーにつながるリスクがあるので注意しましょう。

また、様子を見ている間は食事を記録しておくこともおすすめです。

食物アレルギーの症状が疑われる場合には、獣医師に記録を見せ、専門的な指示を仰ぎましょう。

対処法②:新しい食べ物は一気に与えない

愛犬が初めて食べるものを何種類も一気に与えるのはやめましょう。

せっかく食物アレルギーの症状に気付けたとしてもどの食べ物が原因か分かりづらくなってしまいます。

新しく与えるものは、1種類ずつ一定期間様子を見て増やしていきましょう。

例えばドックフードを変える場合を考えます。フードを変えて2週間以上経つまでは新しいおやつはあげず様子を見るというようにすると、フードへの食物アレルギーのリスクを確認してからおやつを試すことができます。

症状が出た時に対応しやすくなりますよ。

対処法③:かゆみ、皮膚の炎症、嘔吐下痢の症状に注意

犬の食物アレルギーでよく見られる症状に

・皮膚のかゆみ
・皮膚の炎症
・嘔吐
・下痢

などが挙げられます。

様子見期間にこれらの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

重症化を防止するためにも早めの対処が大切ですよ。

南柏たなか動物病院では、日本で数人しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が病院訪問を担当しており、あらゆる皮膚の病気の治療が可能です。

食物アレルギーによる皮膚の炎症やかゆみ、その他の症状にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

対処方④:アレルギー検査を活用する

食物アレルギーの対応として、食物アレルギーの検査を受けることで事前に確認することができます。

100%の精度ではないため、初めて食べ物を与える際には検査結果を信じすぎず、慎重に様子を見てあげましょう。

犬の食物アレルギー検査は血液検査が一般的です。

動物病院によって方法は異なるため、気になる方は獣医師に相談してみましょう。

対処法⑤:エリミネーションダイエットを取り入れる

エリミネーションダイエットとは、食物アレルギーの原因の可能性がある食材を抜き、少しずつ食べるものを増やしながらアレルギー反応を見る方法です。

ドッグフードには食物アレルギー用のフードがあるので、それに切り替えてアレルギー症状がなくなるかをみる方法が一般的です。

犬の栄養バランスも考慮する必要があるため獣医師の指示のもと行うようにしましょう。

まとめ:犬の食物アレルギーは食べてから時間が経って発症します

犬の食物アレルギーが食べてからどのくらいの時間で発症するのかについて解説しました。

近年犬のドッグフードやおやつの種類は年々増えていて犬の好みに合わせて色々なものを与えることができます。

犬に、人間のような食事を作る飼い主さんも増えていますよね。

食物アレルギーについて正しい知識を持っておくことで、犬との食事がより充実したものになりますよ。

当院南柏たなか動物病院では、皮膚科専門医による診察や予約接種も受け付けています。

少しでも愛犬に異変を感じた場合はお気軽にご来院ください。

WEB、電話からの予約制を取り入れており事前にご予約いただくことで待ち時間を短縮できます。

食物アレルギーの症状かもと思ったら、お気軽にご相談ください。

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