「愛犬のシャンプーはどれを選べばいいのか分からない」
「愛犬が安全に使えるシャンプーが知りたい」
とお困りではありませんか?
愛犬の肌や毛を清潔に保つために欠かせないシャンプーですが、犬の皮膚は人間よりも薄く、とてもデリケートです。
そのため、低刺激で肌に優しいシャンプーを選ぶことが、愛犬の健康を守る鍵となります。
この記事では、「犬用低刺激シャンプーの選び方や使用時の注意点」を詳しく解説します。
愛犬に最適なシャンプーを見つけたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
南柏たなか動物病院では、日本で数人しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が病院訪問を担当しており、あらゆる皮膚の病気の治療が可能です。
院内は居心地の良い環境や話をしやすい雰囲気づくりを意識しており、飼い主様の不安に寄り添いながら診察しておりますので、お気軽にご相談ください。
\愛犬の皮膚に異変を感じたら/
犬用低刺激シャンプーとは?
犬用低刺激シャンプーは、デリケートな犬の肌に優しい成分で作られたシャンプーです。
犬の皮膚は人間の皮膚に比べて約3分の1程度の薄さしかなく、外部刺激に敏感です。
刺激が強いシャンプーを使ってしまうと、赤みや痒み、さらには皮膚炎などのトラブルを引き起こしてしまうこともあります。
低刺激シャンプーは、以下のような特徴があります。
・無香料、無着色:余分な添加物が含まれていないため、皮膚トラブルのリスクが少ない
・保湿成分が豊富:乾燥を防いで、皮膚を健康に保つ
・アレルギーに対応している:アレルギー体質の犬にも適している製品が多い
敏感肌や皮膚トラブルがある場合は、低刺激シャンプーを使用して愛犬の健康を守りましょう。
犬用低刺激シャンプーの選び方3つ
犬用の低刺激シャンプーを選ぶ際は、以下の3点に注目しましょう。
・愛犬の肌質に合わせて選ぶ
・安心できる成分を見極める
・便利さやコストパフォーマンスも考慮する
順に解説します。
選び方①:愛犬の肌質に合わせて選ぶ
まずは、愛犬の肌質や被毛の状態を把握しましょう。
人間と同じように犬にも肌質があり、最適なシャンプーを選ぶことで肌トラブルなく使用できます。
・敏感肌:完全無添加や低アレルギー性のシャンプー
・乾燥肌:グリセリンやアロエベラなど保湿成分が含まれているシャンプー
・脂性肌:軽い洗浄力で余分な皮脂を取り除いてくれるシャンプー
もし肌質が分からない場合は、獣医師に相談してみましょう。
選び方②:安心できる成分を見極める
低刺激シャンプーを選ぶ際、成分を確認して購入しましょう。
おすすめは以下のような成分です。
・オートミール
・アロエベラ
・植物由来の洗浄成分
オートミールは肌を保湿して、痒みを軽減してくれます。
アロエベラは保湿力が高く、皮膚を保湿して皮膚の炎症を抑えます。
植物由来の洗浄成分であるココナッツ由来の界面活性剤など、肌に優しい成分です。
一方、以下のような成分はできるだけ避けましょう。
・硫酸系界面活性剤
・合成香料や着色料
・パラベンなどの保存料
肌への刺激が強く、赤みや痒み、アレルギーなどを起こしてしまう可能性があるため、避けた方がいい成分が含まれていないか購入時に確認するようにしてください。
選び方③:便利さやコストパフォーマンスも考慮する
どんなに成分が良くても、使いにくいシャンプーではケアが長続きしません。
そのため、肌質や成分と合わせて以下のポイントも考慮しましょう。
・泡立ちやすすぎやすさ:洗浄後のシャンプー残りは皮膚トラブルの原因になるため、すすぎやすい製品が便利
・価格と内容量のバランス:コスパの良い製品を選ぶことで、継続的なケアが可能
・香りの有無:犬は嗅覚が敏感なので、強い香りがあるシャンプーは避けた方が無難
犬にとって最適なシャンプーを選ぶことはもちろん、飼い主も使用しやすいシャンプーを選びましょう。
南柏たなか動物病院では、犬や猫のあらゆる症状のお悩みに寄り添いながら診察いたします。
予約の際は、WEB・お電話でしていただくことで待ち時間が少なくすみます。
\愛犬のためには早期発見が大切/
犬用低刺激シャンプーを使う際の注意点3つ
犬用の低刺激シャンプーを使用する際は、以下の注意点を守りましょう。
・適切な使用頻度を守る
・洗浄後のケアを怠らない
・皮膚に異常が出た場合は使用を中止する
1つずつ解説していきます。
注意点①:適切な使用頻度を守る
犬にも皮脂があり、皮膚の表面を覆ってうるおいを保つ働きをしています。
しかし、洗いすぎてしまうと皮脂が失われ、皮膚トラブルを引き起こしてしまいます。
犬のシャンプーは、月に1~2回が目安です。
汚れてしまった場合は別ですが、過度にシャンプーしすぎないよう注意しましょう。
注意点②:洗浄後のケアを怠らない
人間と同様、犬のシャンプー後もケアが大切です。
シャンプー後は、タオルドライで水分をしっかりと拭き取り、ドライヤーを使用して乾かしましょう。
濡れた状態で放置してしまうと、雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。
さらに乾燥が気になる場合は、犬用の保湿スプレーを使用して保湿しましょう。
注意点③:皮膚に異常が出た場合は使用を中止する
シャンプー後に赤みや痒み、フケが増えるなどの症状があらわれた場合は使用を中止して獣医師に相談しましょう。
赤みや痒みは、シャンプーが肌に合っていない場合に起こる症状です。
また、保湿不足や成分の刺激が原因でフケが増えてしまうこともあるため、注意しましょう。
まとめ:愛犬の皮膚を守るためには低刺激シャンプーを使おう!赤みやフケが出た場合は動物病院を受診しよう
犬用低刺激シャンプーは、愛犬の健康な皮膚を保つために欠かせないケアアイテムです。
選び方では肌質や成分、使いやすさを重視し、適切な方法で使用することが重要です。
愛犬にぴったりの低刺激シャンプーを見つけ、健康な被毛と皮膚を守りましょう。
南柏たなか動物病院では、皮膚科専門医の診察や予防接種も受け付けています。
少しでも愛犬の異変を感じた場合は、お気軽にご来院ください。
WEB・お電話からの予約優先制を取り入れており、事前に予約いただくことで待ち時間を短縮できます。
\愛犬の皮膚に心配事があるなら/