アレルギーが出にくい犬種ってある?発症しにくい特徴を解説

『アレルギーが出にくい犬種ってある?』

『犬のアレルギーは犬種によるの?』

という疑問は、犬を飼う際に気になるポイントですよね。

結論から言うと、犬のアレルギーの発症には犬種そのものは直接関係しません。

ただし、短毛種や毛の抜けにくい犬種は、結果的にアレルギーが出にくい場合があります。

また、短頭種(鼻が短い犬種)は呼吸器が弱いことが多く、アレルギー症状が悪化しやすいことも。

これらの特徴を理解しておくと安心です。

本記事では、犬種とアレルギー発症の関連性について詳しく解説します。

南柏たなか動物病院では、日本でも数少ないアジア獣医師皮膚科専門医が診察を行っており、犬種にかかわらず皮膚の病気に幅広く対応しています。

専門的な治療が受けられることは、安心感につながりますね。

電話やWebから予約ができ、待ち時間が少ないのも大きなメリットです。

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目次

アレルギーの出にくい犬種の特徴3つ

犬のアレルギーが犬種に直接関係するわけではありませんが、特定の特徴を持つ犬種は結果としてアレルギーが出にくい傾向があります。

一般的にアレルギーが出にくいと言われる犬種として、以下のような犬種が挙げられます

・トイプードル
・ミニチュアシュナウザー
・マルチーズ
・シーズー
・ヨークシャテリア

上記犬種に共通する特徴は3つあります。

・毛が抜けにくい
・毛が短い
・鼻が長い

それぞれ詳しく解説します。

特徴①:毛が抜けにくい

ご紹介した犬種の共通点として、毛が抜けにくいことが挙げられます。

毛が抜けるとアレルギー物質が空気中に舞い上がり、それを吸い込むことでアレルギー反応が引き起こされる可能性があります。

毛が抜けやすい犬種を飼う場合は、定期的なブラッシングやシャンプーでアレルゲンの除去を心がけましょう。

トリミングに定期的に連れて行ってあげることも効果的ですよ。

特徴②:毛が短い

短毛の犬種もアレルギーが出にくい傾向があります。毛が長いと、

・ほこりやハウスダストが毛にたまりやすい
・肌の通気性が悪い
・毛が引っ張られる

など皮膚に負担がかかりやすくなります。

毛が長い子は、特に清潔さを重視したケアを心がけましょう。

特徴③:鼻が長い

鼻の長い犬種もアレルギーが出にくいとされます。

短頭種(鼻の短い犬種)は、呼吸器系が弱いため、アレルギー症状が出やすく、悪化しやすい傾向があります。

犬を飼う際は、個体差も考慮し、ペットショップやブリーダーに相談して選ぶと良いでしょう。

以上がアレルギーの出にくい犬種の特徴3つになります。

同じ理由で、アレルギーが出やすい犬種5種は

・柴犬
・パグ
・ポメラニアン
・ゴールデンレトリーバー
・コーギー

などが挙げられます。

繰り返しになりますがご紹介した犬種は、直接的にアレルギーの原因につながるわけではありません。

また、個体差もあるので特定の犬種であればアレルギーが出にくいと言い切れるものではありません。

しかし、上記の特徴を意識するとアレルギーの確率を下げられたり、重症化を避けられたりする可能性があるので知っておくと安心ですよ。

犬種に関わらずアレルギーが出にくくする方法3つ

どの犬種であっても、アレルギーを発症させないための予防策があります。

以下の3つの方法を心がけると、愛犬にアレルギーが出にくくなります。

・犬の体は清潔に保つ
・少しでも様子に違和感を感じたら病院を受診する
・飼育環境は清潔にする

それぞれ詳しく解説します。

方法①:犬の体は清潔に保つ

犬の体を清潔に保つことは、アレルギーを予防するために最も重要です。犬の毛や皮膚には、

・ハウスダスト
・ほこり
・花粉

などアレルゲンが付着しやすいため、定期的にブラッシングやシャンプーを行い、体を清潔に保つことが大切です。

方法②:少しでも様子に違和感を感じたら病院を受診する

アレルギーが疑われる場合、早めに動物病院で診察を受けることが重要です。

軽度の症状でも放置すると、犬の体力が消耗し、免疫力が低下することでアレルギーが悪化するリスクがあります。

動物病院での早期対応ができれば、悪化することなく適切な治療が受けられます。

南柏たなか動物病院では、日本で数名しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が診察を担当しており、幅広い皮膚の病気に対応しています。

犬のアレルギーは放っておくと、皮膚の状態が悪化し感染症など別の症状に発展してしまうこともあります。

気になること、不安なことがある方はお気軽にご相談ください。

方法③:飼育環境は清潔にする

犬の体を清潔に保つだけでなく、飼育環境も清潔に維持することが大切です。

ほこりやハウスダスト、ダニなどが原因で、アレルギーが出やすくなります。

・免疫機能が敏感になる
・繰り返し刺激を受け反応しやすくなる
・アレルギーの原因物質を体内に蓄積してしまう

など考えられる原因はいくつかありますが、免疫システムに負担をかけないよう、環境の衛生管理を徹底しましょう。

以上が、アレルギーを出にくくする3つの方法です。

元々アレルギーが出にくい犬も環境やきっかけでアレルギーが出てしまうことがあります。

できることから意識して、不安があれば動物病院に相談してみましょう。

まとめ:アレルギーが出にくい犬種はありません

アレルギーが出にくい犬種というものは存在しませんが、飼育環境やケアによってアレルギーのリスクを減らすことが可能です。

犬を迎える前に、アレルギーリスクの高い要素を理解し、適切なケアを心がけることが大切です。

アレルギーの原因の一つであるハウスダストやダニがつきにくい短毛な犬種が比較的アレルギーになりやすい傾向があります。

毛の長い犬種を飼いたい場合には、このことを十分意識して、定期的にブラッシングやシャンプーを心がけましょう。

南柏たなか動物病院では、アレルギーや皮膚に関する専門的な診察が受けられます。

WEBや電話からの予約を優先して受け付けているため、事前にご予約いただければ待ち時間の短縮にも繋がりますよ。

アレルギーや犬種についてなど気になる症状がある方はぜひお気軽にご相談ください。

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