犬アレルギーによる目薬の正しい選び方とは?目のかゆみ・充血の原因や使い方も解説

「犬アレルギーで目が痒い」

「目の痒みや充血が治る目薬が知りたい!」

と思っていませんか?

犬アレルギーが原因で、目の痒みや充血に悩まされることも多いですよね。

犬の毛やフケ、唾液に含まれるアレルゲンで、目の粘膜が刺激されると強い痒みや充血、涙が出るなどの症状が現れます。

この記事では、犬アレルギーによる目の症状を和らげるために役立つ目薬の選び方や、症状が起こる原因、正しい目薬の使い方を詳しく解説します。

適切なケアで愛犬との時間をより快適に過ごしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

南柏たなか動物病院では、日本で数人しかいないアジア獣医皮膚科の専門医が病院訪問を担当しており、あらゆる皮膚の病気の治療が可能です。

院内は居心地の良い環境や話をしやすい雰囲気づくりを意識しており、飼い主様の不安に寄り添いながら診察しておりますので、お気軽にご相談ください。

\愛犬の皮膚に異変を感じたら/

目次

犬アレルギーに効く目薬の選び方3つ

犬アレルギーによる目の症状を抑えるためには、症状に適した目薬を選ぶことが大切です。

・抗ヒスタミン成分入り目薬

・ステロイド系目薬

・防腐剤フリー・低刺激の目薬

市販されている目薬にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる成分が含まれているので、症状に合わせて目薬を選びましょう。

選び方①:抗ヒスタミン成分入り目薬

抗ヒスタミン成分入りの目薬は、犬アレルギーによる目の痒みや充血を軽減するのに効果的です。

アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの働きを抑えることで、症状の悪化を防ぎます。

特に、目の痒みが強く、無意識にこすってしまう方に適しています。

このタイプの目薬は即効性があり、点眼後すぐに痒みが落ち着くことが多いですが、効果の持続時間が短いため1日に数回の使用が必要です。

また、コンタクトレンズを装着している場合は防腐剤が含まれているものを避け、コンタクト対応の目薬を選ぶようにしましょう。

選び方②:ステロイド系目薬

ステロイド系の目薬は、強い炎症を抑える作用があり、充血や腫れがひどい場合に使用されます。

抗ヒスタミン成分入りの目薬では十分な効果が得られない場合や、アレルギー症状が慢性的に続く場合に処方されることが多いでしょう。

ただし、ステロイド系目薬は長期間使用すると眼圧が上がり、緑内障のリスクが高まる可能性があります。

そのため、自己判断で使い続けるのではなく、症状が重い場合は眼科を受診し、医師の指導のもとで使用するようにしましょう。

また、市販品の中にも軽度のステロイドを含むものがありますが、使用頻度や期間には注意が必要です。

選び方③:防腐剤フリー・低刺激の目薬

目が敏感な方やコンタクトレンズを装着している方には、防腐剤フリーの目薬がおすすめです。

通常の目薬には、防腐剤が含まれていることが多いですが、頻繁に使用すると目に負担をかけてしまうことがあります。

防腐剤フリーの目薬は目への刺激が少なく、長期間使用しても副作用のリスクが低いため、アレルギー症状が出やすい方に適しています。

ただし防腐剤が入っていない分、開封後の使用期限が短いため、期限を守って使用するようにしましょう。

また、防腐剤フリーの目薬は一回使い切りタイプのものも多く、衛生的に使用できるのもメリットです。

犬アレルギーで目がかゆい・充血する理由とは?

犬アレルギーによる目の痒みや充血は、犬の毛やフケ、唾液、尿などに含まれるアレルゲンが原因です。

これらのアレルゲンが目の粘膜に付着すると、免疫システムが過剰に反応し、ヒスタミンが放出されます。

その結果、目の痒みや充血、涙目といった症状が引き起こされます。

特に、犬と密接に触れ合った後や犬のいる部屋で長時間過ごした後に症状が出る場合は、犬アレルギーの可能性が高いでしょう。

しかし、犬アレルギーと花粉症の症状は似ているため、正しい対策を取るためには、どちらのアレルギーかを見極めることが重要です。

花粉症の場合、症状は季節によって変動しますが、犬アレルギーは犬との接触頻度に比例して症状が現れる傾向があります。

また、犬アレルギーの目の症状を悪化させる要因として、目をこすることや室内の掃除不足などが挙げられます。

さらに、目に付着したアレルゲンを洗い流さずに放置すると、症状が長引くことがあるため、犬と遊んだ後は洗顔や目を洗浄して室内の清掃をこまめにおこないましょう。

 

南柏たなか動物病院では、犬や猫のあらゆる症状のお悩みに寄り添いながら診察いたします。

予約の際は、WEB・お電話でしていただくことで待ち時間が少なくすみます。

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犬アレルギーの目の症状を和らげる目薬の正しい使い方

目薬は正しく使用しなければ、十分な効果を得られません。

そのため、適切な頻度と方法を守って症状の悪化を防ぎ、目薬の効果を最大限に引き出しましょう。

目薬の適切な頻度と使用量

目薬の適量は1回につき1~2滴です。

しっかりと効果を得たいからといって、必要以上の量を点眼しても、目からこぼれてしまい効果が変わることはありません。

また、使用頻度は目薬の種類によって異なりますが、抗ヒスタミン系の目薬は1日2~4回が目安です。

点眼前にやるべきこと

目薬を使用する際は手をしっかり洗い、清潔な状態でおこなうことが重要です。

また、目薬の容器の先が目やまつ毛に触れると雑菌が入る可能性があるため、数センチ目から離した状態で使用しましょう。

目薬以外のケア

目の痒みがひどい場合は、冷たいタオルでまぶたを冷やすと症状が和らぎます

また、目を掻いてしまった直後に使用すると、痛みを感じる場合もあります。

そのため、洗眼液を使用してアレルゲンを洗い流したり症状が落ち着くまで待ったりすることが大切です。

さらに外出時には、花粉用の保護メガネを着用すると、犬の毛やフケが目に入りにくくなりますよ。

まとめ:犬アレルギーの目薬を正しく選んで愛犬と快適に過ごそう!

犬アレルギーによる目の痒みや充血は、症状に合った目薬を選んで正しい点眼方法を実践することで改善できます。

目薬を使用しながら上手に付き合いながら、愛犬との時間を楽しみましょう。

 

南柏たなか動物病院では、皮膚科専門医の診察や予防接種も受け付けています。

少しでも愛犬の異変を感じた場合は、お気軽にご来院ください。

WEB・お電話からの予約優先制を取り入れており、事前に予約いただくことで待ち時間を短縮できます。

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