予防について

ワクチン接種を希望される方へ

●ご予約が可能です。

●ワクチン接種後はまれに体調を崩すことがあります。

 特に子犬・子猫へのワクチンは午前中の接種をおすすめしています。

当院でのワクチンの使いかた

●当院ではワクチンの性質や利点・欠点を考え、以下の接種方法をすすめています。

●従来の方法とは異なりますので、詳しくは診察時にご相談ください。

わんちゃんでの推奨方法

狂犬病ワクチン

91日齢以上で年に1回接種(狂犬病ワクチンは法律で毎年の接種が義務づけられています)。

混合ワクチン

●初年度は8週齢、12週齢、16週齢での3回接種

●6ヶ月、または1歳齢で追加接種

●以降はワクチンの種類や接種歴により、1~3年毎に接種

 ※感染の危険性により接種間隔を決定します。

●トリミングやホテル、ドッグランなど不特定多数の犬と接触がある場合、毎年の接種を推奨します。

●千葉県は比較的レプトスピラ症の発生が多いため、レプトスピラに対するワクチンは毎年の接種を推奨します。

ねこちゃんでの推奨方法

混合ワクチン

●初年度は8週齢、12週齢、16週齢での3回接種

●6ヶ月、または1歳齢で追加接種

●以降は感染の危険性が高い場合、毎年の接種を推奨します。

 ・呼吸器感染症の危険性が高い猫(風邪をひきやすい子)

 ・多頭飼い

 ・ペットホテルを利用する

 ・外の猫との接触がある(外遊する、猫を保護することがある) など

●感染の危険性が低い場合、3年に1回の接種を考慮します。

猫白血病ワクチン

●外遊する猫、ケンカによる咬傷がある、FeLV陽性猫と同居する場合には毎年の接種を推奨します。

フィラリア、ノミ・マダニ、お腹の虫の予防について

※1 :フィラリア予防薬の投与前は、4月以降で血液検査を受けてください(初年度を除く)

感染している状況で服用した場合、ショック死を起こすことがあります。

しっかりした予防を行っても感染の危険性はゼロではありません。

 

※2: フィラリア症の発生地域では、猫にも犬と同様の予防を推奨します(予防薬投与前の検査は不要)

※3: ノミ・ダニ・お腹の寄生虫の駆除・予防は、生活様式に関係なくすべての猫に推奨

→ゴキブリやハエから回中症、ノミからは瓜実条虫が感染します。

またこれらの寄生虫はヒトへ感染の危険性があります。

定期的な予防をおすすめします。